望月内装

内装リフォームから壁紙(クロス)貼り替え

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色彩計画
インテリアにおける色彩の果たす役割・効果 私たちはたくさんの色に囲まれて生活しています。空や土、草花などの自然の色から、交差点の信号、飲食店の看板、百貨店のウィンドウディスプレイなど人為的に組み合わせたものまで、実に多くの色が日常の中に存在しています。その色から受ける印象によって何らかの心理的、生理的作用が動くことは周知の通りで、医療やマーケティングの世界でも多く利用されるようになりました。近頃では、街中に安らぎを与えるグリーン系を基調とした看板などをよく見かけます。ここでは代表的な色から受ける心理的作用の説明とそれぞれの生活環境に適したカラーコーディネイトを紹介します。
 色  生理的作用  心理的作用
内分泌を促進 清潔感。若々しさ。
消化器系の働きを促進して消化不良、胃炎、糖尿病などに良い働きがある。自律神経の働きを活発にする。 時間の経過を遅く感じさせる。 希望、願望の表現色。
赤・橙 心拍数を上げ体温を上昇させる働き。新陳代謝を活発にし自律神経を刺激して食欲を増進する。消化吸収を高める。 人を元気にし、生きるエネルギーを与える。
ピンク 女性ホルモンの働きが活発になるため若々しくなる。アドレナリンの分泌を適度に活発にする。 心身を和らげる効果。スキンシップの感覚をもたらす。緊張をほぐし落ち着いて行動ができる。
 紫  脳の興奮を鎮める効果。  リラックス効果。
 青  血圧、心拍数を下げる鎮静効果。高血圧症、不眠症の改善。  心を落ち着かせる、心を律する色。集中力を高める。時間の経過が早く感じる色。
 緑  脳の興奮を鎮める鎮静効果。筋肉の緊張を和らげる。視神経の疲労回復効果。免疫力を高める。  リラックス効果。平常心、安定感を取り戻す。ストレス解消。
色の効果とインテリアコーディネイト
インテリアのコーディネイトをする場合、視野範囲における25%~30%にカラーを使い70%前後の部分には白、又はベージュのような優しいベーシックカラーを用いると落ち着いた空間に感じると言われています。従って、部屋のイメージカラーはカーテンや小物で決定していくと良いでしょう。白っぽい壁や天井は部屋を広く見せる効果があります。パステルカラー(中間色)は心に働きかけ、ビビットカラー(原色・純色)は身体に働きかけるとも言います。人間は、情報の多くを視野から得ますので、広い領域には彩度を落とした色を使い、彩度の高い色は範囲を限定して使うなど目的と滞在時間を考慮したカラーコーディネイトがっ必要です。

壁紙(クロス)